シフォン教室かシフォン販売か?

お知らせ

自宅でシフォンケーキ教室を始めたのが2018年。
コロナ渦専用工房に移転したのが2021年。
教室を始めてから今年で8年目。
ここまで来るにはいろんなことがありました。

4月1日。新年度。
今日この日に8年を振り返ってみたいと思います。
私がなぜシフォンケーキ教室を始めたのか、
をお伝えすることによって、
・これから起業したい方
・まさに起業を考えて準備している方
・いつかは起業したいと考えている方

の参考にしていただければと思います。

勤めていた店が閉店!!さてどうしよう・・・

私がお菓子を仕事にしたのは2013年。
長男が16歳、長女が13歳、次男が8歳の時でした。
結婚してからずっと専業主婦だった私が、
次男が小学校三年生になったのをきっかけに
そろそろ外で働きたいなと思い始めました。
子供たちの学校の役員もすべて終わり、時間に余裕ができたのもきっかけだったと
思います。
長男が小さいころからお菓子作りを趣味としていた私は
家の近くのケーキ屋さんでパートとして雇ってもらえることができました。
今まで趣味で作っていたお菓子が仕事になるなんて
夢のような話でした。
実際パート代は県の最低賃金だったので、まったく稼げてはいませんでしたが、
とにかく好きなことが出来て、プロの技が見られて、プロから教えてもらえて
その上お給料までいただけるなんて、
「いくらでも良いです!!」とお返事したと思います。
家で作っているばかりでは、材料費がかかる上に、お給料なんてもらえませんから。
当たり前ですが(笑)

 そんな楽しいパートでしたが、オーナーから閉店の意向をお聞きし、
「さてどうしようか?」
と悩みました。
とりあえず、食に関する資格でとれるものがあったら取得しておこうと考え、
食品衛生管理者の講習を受講し取得。
そのあと調理師の免許を取得しました。
後になって分かったことですが、調理師免許を取得するなら
事前に食品衛生管理者の講習を受講する必要がありませんでした・・・
調理師免許取得時に、食品衛生管理者の資格もいただけるのでした。とほほ

ここで、調理師の資格を取得する方法について少しご説明をしておこうと思います。
私が取得した時と変更があるかもしれないので、参考程度にご覧ください。

調理師の資格を取得するには以下の2つしか方法がありません。
1.調理師養成施設を卒業する
2.食堂などの飲食店や給食施設などで、2年以上の調理業務経験を経る

私が勤めていたお店はケーキ屋だけでなく、カフェ併設でしたので、ランチなどのお料理の提供も
していました。
菓子製造業と飲食店営業許可証のある店舗でしたので、2.に該当できました。
当時のことなので今と違うかもしれませんが、その当時受験資格を保健所に問い合わせたら
ランチ提供でも、実際に火を使って調理をしていないといけないを言われました。
当店ではパスタやドリアなどの調理があったので大丈夫とのことでした。
2.で受験する場合は、店舗のオーナーなどに調理業務従事証明書の記載を依頼し、
証明していただかないといけないので、お店を辞める前に受験しようと思ったのでした。

この資格が今後役に立つかどうかは分かりませんでしたが、
とりあえず取得できるものは取得しておいて損はないかなという軽い気持ちだったと
思います。

物件借りて、ケーキ屋さんをやろう!

<イメージ画像>

(↑当時私が夢を描いていたケーキ屋さんがこんな感じですね笑)

そんな時、友人が
「行きつけの韓国料理のカフェが閉店するから、ランチに行かない?」
と誘ってくれました。
そこでランチをしているうちに、お店のママさんと意気投合し
「この店どう?不動産屋さん紹介しますよ」
と、とんとん拍子に話が進んでしまい、私の猪突猛進な悪い癖も出てしまい
「やります!是非!!」

今から考えると何を考えていたのでしょうね(笑)
あのままやっていたら、大失敗だったことでしょう。
場所は大型ショッピングセンターの駐車場の目の前と言う立地。
安易に人の通りはあるからいけるかも!と乗り気になっていました。
それでも少しは不安な気持ちがあったのか、
働いていたオーナーに一度一緒に行ってもらえないかと
相談し、話を聞いてもらいました。
不動産に詳しい方がオーナーの近くにいて、
場所のことなどを調べてくださいました。
結果・・・
✔大型ショッピングセンターに人は流れるから、個人商店は厳しい
✔車の運転をしない私がどうやって毎日ここまで通うのか
✔開業資金はどうするのか
などなど本当に細かいチェックが入りました。当たり前ですね。
それでもやる気に満ちていた私が結果的にこのお店はお断りしたのですが
私の恩人からのアドバイスでした。

お店を経営するということ思考

まずは「おめでとう!やっとやる気になったか!」
と初めこそ喜んでくれ、祝福してくださいました。
「で、何売るの?」からの質問攻め!
1.売るもの
2.それを買ってくれるのはどういう人?
3.2.の人はその店舗の周辺にいるのか
4.週に何日営業するのか
5.どれくらい製作できるのか
6.単価は?
7.月にどれくらい売り上げるのか?
などなど、これの三倍くらいの質問攻めにあいました。
コンサルタントの先生の元、勉強している今なら
これくらいのことは考えてから始めると思いますが
当時は何も知らない私。
当然マーケティングなどと言うことも知らず。
最初は祝福ムードだった恩人の顔がみるみる曇り、
「甘すぎるね」の一言。
「まあやってみないと分からないとはいえ、失敗するだろうね」

完全に開業するということがどういうことなのか、起業するための概念思考が、当時の私にはまったくなかったのでした。
おままごと遊びの延長のように、軽く考えていただと思います。
今なら、
・最初はシェアキッチンを借りて、イベント出店などして実績を積んでみる
・カフェをたくさんの方とシェアしたオープンするようなお店を探してみる
など今できることも考えられるのですが、
「お店できるかも!!」という美味しい話に
当時の私は飛びついてしまっていました。

なぜ教室を開業したのか

恩人に相談して初めて、お店を持つことの恐怖を目の当たりにした私が
その後どうしたか。
とりあえず言われたチェック項目を考えました。


やっぱりシフォンが売りたいよね。
17㎝ホールで焼いて8カット。
1カット300円が8カットだから2400円。
1日に6ホール焼いて14400円。
最初のうちはお休みなんて取れないから30日働いて40万ちょっと。
イケるじゃん!!
と思いがちですが、さすがにそれは無理なのは
カフェで働いていてよく分かっていました。
お店でもたまに店番が私一人と言うことがあったのですが、
・お菓子は作らなければならない
・お客様がいらしたら、接客しなければならない
こんな状況で、がんがんシフォンを焼くなんて言うのは不可能。
自信のお手洗いさえ行けない状況なのは経験済みでした。
そして、やはり水商売。
お客様がいらっしゃるときはそれこそさばききれないほどいらっしゃるのですが
閑古鳥が鳴く日もある。
今日の売上はランチのお客様の一人だけ・・・
仕事がないからパートの私は帰される、なんて日もありました。
決して人気のないお店ではなく、ランチもケーキも美味しいと評判の
地元の小さいカフェでもこんな状況だったのです。

そこでまずは必要経費から考えることにしました。
1.家賃 たしか15万でした。
2.1ホールシフォン作る材料費
3.ラッピングなどの梱包
4.光熱費
5.私が店に通う交通費
こういうものは実際に店を経営していたオーナーがだいたいの金額を教えてくれました。

次に考えたのがいくら稼がないとやっていけないのか?稼ぎたいのか?
月に30万→手元に残るの金額がこれくらいあったらと思っていたように思います。
そう思っていたとは言え、この金額を稼ぐには・・・と考えている時点で
まだまだでしたね(笑)
30万手元に残すには50万近く稼がないと、家賃払えない。。。

30万稼ぎたい
シフォンが1個300円なので、月に10000カット製作。
シフォンは1ホール8カットする予定なので、月に1250ホール製作することになります。
月に1250ホール作るには、30日毎日店を開けたとしても1日41ホール製作!!

ここで初めて自分の無謀な考えに唖然とするわけです。
なんともおめでたい40代半ばの私でした。

これは無理な計画だと気づいた私。
そこで最小限の経費で、お菓子の仕事をするとなると・・・
そう!!教室業になるわけです。自宅教室!!

私の最初の一歩は、販売業をあきらめたことから始まりました。
これはこれで、またなんて甘い決断なんだと思うのですが、
店舗を借りて営業するよりはまだましだったと思います。
このあとの集客の難しさはまだまだ未知の世界でしたから。

とりあえず自宅で。
とりあえず教室で。
そんな感じでスタートさせた教室業でした。

まとめ

シフォンケーキを仕事にするには、「販売」と「教室」という2つの方法があります。

販売は、物を作る者としては一種の憧れ。
一度はやってみたいと誰もが思うものです。
一見気軽に始められそうな販売ですが、実際には営業許可や材料費・包装資材のコスト、
作業時間の確保など、さまざまなハードルもあります。
趣味でやるには楽しさだけで出来ても、仕事として利益を出すには計画的な運営が欠かせないと
思います。

シフォン教室は、向き不向きはありますが、自宅でも始められ、特に許可や資格が必要ではないので、最初の一歩にはリスクは少ないように感じます。
生徒さんとのつながりができ、やりがいを感じながら仕事ができるのも魅力です。
集客がうまくいけば安定した収入にもなると思います。

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