
販売ではなく教室にする!!と決めたところまでを前回お話してきました。
今回は「教室にする!」と決めたその先に待っていたことを
お話したいと思います。
教室にする!と決めたことがゴールではなかった!!

埼玉県で米粉シフォンケーキ教室を主宰している、
Sweetsmyuのあんざいゆうこです。
0.1g単位までこだわるマニアックな実証実験レッスンで、
ふわっふわ、しっとりの極上シフォンケーキを皆様にお伝えしています。
「なぜこうなる?」を一緒に探求しながら、
自信を持って作れる「シフォン力」を育てていきましょう!
教室をはじめよう!最初の一歩
どうやって集客する?
まだ集客と言う言葉も知らない私でした(笑)
教室をすることは決めたけれど、
❓どうやって生徒さんに来てもらおう
❓どうやって教室を知ってもらおう
❓何を教えよう
色々な疑問が湧いてきました。
そこで以前勤めていた「ポネット」の先輩が
ご自宅でお教室をされていたのでお聞きしてみました。
そこで紹介していただいたのが料理教室検索サイト「クスパ」さんでした。
ご自身もこちらに登録されていて、ここからお申込みが入るとのことで
信頼して始めることができました。
ただ私自身が「クスパ」さんを知らなくて、
そんな知らないサイトに登録して、お申込みがあるのかなと
ちょっと不安に思ってはいましたが・・・
「クスパ」さんは、今とは少し登録方法が違っていて、
登録も使用も無料で、有料のコースなどもなく
初めて教室を運営する私にとってはとても心強いサイトでした。
なんと勉強会などもありました。(有料、無料いろいろありました)
とりあえず集客の方法は、「クスパ」さんに決定!
当時の教室登録にしようした写真です。
思いっきり自宅ですね(笑)

マインドを整える
集客方法は決まりました。
生徒さんからのお申込みは入るの?
不安ですよね・・・
心配ですよね・・・
私もとても不安で、始めたは良いけれど始まってないじゃん!!
生徒さんがいらして、レッスンが出来て初めて
「教室始めました!!」と言えるけれど
誰も来てくださらなければ何もしていないのと同じ・・・
集客の方法も知らないし
今のようにSNSが流行っていたわけでもないし
ましてやマーケティングなんて知らない。
あまりに不安になり
「やっぱり何かパートをしながらお教室もやろうかな」
と弱気になり、先の先輩に相談しました。
そしていただいたアドバイスが
「やめておいた方が良いよ。来てくださる生徒さんも賢いから
この先生は片手間で教室やっているんだって見抜かれるよ。」
もう目から鱗でした。
「教室をやろう!」と決めたけれど
私の中でどこか甘えがあったのです。
「一家の家計は大黒柱である主人が働いていて大丈夫。
私は趣味程度に楽しくレッスンがやれれば良いかな」
そう思っていたのだと思います。
先輩が言うようにきちんと教室をやるなんて思っていなかったんでしょうね。
このアドバイスで一気に
「ちゃんと仕事として、教室をやっていこう!」と気持ちが切り替わりました。

環境を整える
今まで自宅でシフォンケーキを焼いていたので、
ある程度のものは揃っていました。
ここで一番シンプルなバニラシフォンケーキ1台焼くのに必要な道具のご紹介。
1.オーブン
2.ハンドミキサー
3.ステンレスボウル 2個
4.ホイッパー(泡だて器) 1個
5.ゴムベラ 1本
6.型 1個
7.スケッパー 1個

あとは細々したものですが、今あるもので色々使えると思います。
粉を入れるもの、砂糖を入れるもの など材料を計量するための容器類です。
専門的は道具はこの7つ。
これを自分がレッスンしたい人数分は揃えなけれななりません。
私の場合、オーブンがガスを使用していました。
リンナイの卓上ガスオーブンです。
これは縦に2台分のシフォン型が入るので
一度に2名様までならレッスンができるなと思いました。
いらっしゃる方も1人より、2人の方が安心かなとも思いました。
ですので、道具は二人分用意しなければなりません。
ハンドミキサーはご自身のものをお持ちいただくスタイルでしたので
こちらは準備はしませんでした。
物を買えば収納が変わる。
まずはそんな環境の整理から始めたレッスン前でした。

家族の理解
自宅教室の場合これは不可欠ですよね。
これなくしては出来ません。
私の家族は、夫、子供3人。
当時は長男が大学生、長女が高校生、次男が中学生でした。
まだまだ子育て真っ最中。

高校生の娘のお弁当も作っていたし、中学生の次男の習い事の送迎もありました。
あまり他人が家に入るのを好まない長男。
そこで出来るだけ家族が家にいる時は開講しないと思っていました。
ですがそうはいきません。4人もいれば生活時間帯もバラバラ。
土日レッスン無しなどとも言っていられない。
ましてや自宅のリビングダイニングで開講しているので
どうしても家族が出たり入ったりしてしまう・・・
もうこれはあきらめました(笑)
きっちり仕事として教室をやろう!
と決めたにしては、グダグダですが、
今できることをしなければ話になりません。
とりあえず教室は
「友達の家に来たかのように、寛いで習えるシフォン教室」
と言う感じでスタートしました。
お洒落なサロンのような教室が流行っていた時代に真逆の教室。

家族には大なり小なり迷惑をかけるので、
・自宅教室を始めること
・来てくださった生徒さんには挨拶すること
・出入りは自由だけど、私に話しかけないこと
など少しだけ決めごとをしていざスタート!!
夫の「許可」と言う問題
これが我が家にはない(笑)
基本自分(夫)に迷惑、負担がなければ自由。
我が家の場合は、金銭的に家計に負担がなければ
やりたいことやればいい。でも家事はしないよ。
と言う感じでしたかね(笑)実際に言われたわけではないけれど。
ですので、何をするにも「許可をとる」と言う問題が発生しません。
ここで言う「夫の許可」。
これはたぶん金銭的な問題が大きいと思います。
ですので、ご自身も働いていて、自由になるお金のある方は
比較的自由になるんだと思うのです。
自宅をリフォーム!!などは当然相談しなければならないし、
家族の許可は必須ですけれど。
習い事をする。自宅で教室をする。などは
私は「夫の許可」は不要でした。
これは「ポネット」のオーナーのおかげです。
まあ、習い事は家計から自分用にちょこっと貯金していたお金を貯めて行っていましたが。
これは専業主婦だった私は収入がないので仕方ないですよね。
開業にあたってそう多くはありませんでしたが、少しはまとまった出費がありました。
それを「夫の許可」なくすんなり出来たのは、
お店で働いていた時分にオーナーから
家計には入れず、自分の貯金として持っておくこと!と言われたことが大きかったです。
すでに母が他界していた私にとっては、オーナーは母のような存在です。
「あなたのパート代がなくても、それまでやって来れているのだから、
そのままご主人の収入だけで頑張りなさい。
たまに贅沢するのに使うのは良いけれど、
普段はしっかり貯金をしていなさい。
お金はあって困るものではないし
ないと専業主婦はなにも動けない。」
そう教えてくれました。
お金が入ると、気持ちが大きくなって
すぐに家族に還元してしまいがちな私にとっては
ありがたいアドバイスで、これを守って貯金していたからこそ
今自分のタイミングで起業できたと言っても過言ではありません。
夫の「理解」は必要だけど、「許可」は不要でした。
まとめ

今回は、シフォンケーキ教室を始めた先にある「その先」についてお伝えしました。
教室を開くことがひとまずのゴールのような気がしていた私でしたが、
それはあくまでスタート!
もしかしたらスタート地点にも達していなかったのかもしれません。
教室をやろう!と決めた「その先」に待っていることをお伝えできたらと思い
今回のテーマにしました。
これから起業を考えている方たちに、私自身の経験が少しでも参考になり、励みになるような内容を
次回以降もお届けしたいと思っています。
次回は
「教室用のオーブンどうする?」です。
また来週♪
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