【実体験検証】シフォンケーキの保存に紙の箱はNG?2日後にパサパサになった検証結果

シフォン製作お役立ち情報

せっかく時間をかけて焼き上げたシフォンケーキ。
しっとりふわふわな美味しさを、最後まで楽しみたいですよね。

でも、
「シフォンケーキってどう保存するのが正解なの?」
って、実は多くの方が悩むポイントなんです💡

先日、「華れの日シフォン」の試作をしました。
レッスン内容に迷い、たまたま2つの華れの日シフォンを製作しました。

生徒さんが持ち帰る箱の実験のために、2つ華れの日シフォンを別々の容器に保存しました。
そこで保存容器の違いによる衝撃的な実験結果が出てしまいました!

「華れの日シフォン」試作で発生した保存の疑問

先日、「華れの日シフォン」の試作を行ったときのことです。

試作した華れの日シフォン。
生徒さんにどのような箱などに入れたら、デコレーションが崩れにくく、キレイなデコレーションのまま持って帰っていただけるかも含め、迷っていました🧐

実験するつもりで別々の容器に入れたわけではなかったのですが、偶然にもものすごい実験が出来ちゃいました!!

【検証】紙の箱とプラスチックの箱でシフォンケーキを保存

保存に使ったのは、こちらの2つの容器です。

一つは、クラフトの紙の箱

もう一つは、プラスチックの繰り返し使える箱に。

写真はその時のものではありませんが、これと同じ材質のものです。

サイズとフレーバーの異なる2種類のシフォン

今回の試作に使ったのは、サイズもフレーバーも違う2種類でした。

サイズは18センチ15センチとサイズ違い。

そして、フレーバーは、抹茶シフォンココアシフォンです🍵🍫

どちらも天板で焼いた米粉シフォンを丸いセルクルで抜いて、リースの形にして仕上げました🎉

デコレーションは、白あんのお花で飾り付け💐。

お花の下には、生クリームを絞っています。
(全体をナッペはしていません)

そして、

  • クラフトの箱に入れたのは、抹茶シフォン
  • プラスチックの箱に入れたのは、ココアシフォン

として、冷蔵庫で保存していました!

2日後の試食結果:クラフトの箱のシフォンはパッサパサ

毎日食感の変化を調べるため試食をしていく予定だったので、
2日後に両方のシフォンケーキを食べて見ました。

すると…

なんと!!衝撃の結果が待っていたんです😱

プラスチックの箱は1週間後も水分が抜けず

結論から言うと、

クラフトの箱に入れた方の「華れの日シフォン」は、水分が抜けてパッサパサ

になっていました😭💔

一方、

プラスチックの箱に入れた方のシフォンケーキは、このまま一週間たっても水分が抜けることはありませんでした👏✨

この差は一体何が原因なのでしょうか?

なぜ紙の箱でシフォンケーキの水分は抜けるのか

この結果を見て、私は「あぁ、やっぱり…」と、何年か前の失敗を思い出しました💭

過去の失敗経験:デコレーションシフォンがボソボソに…

何年か前のクリスマス🎄に、デコレーションシフォンを作ったときのことです。

そのシフォンケーキを箱に入れたまま冷蔵庫に保存していたら、なんと!クリームの水分が抜けて、ボソボソになっていたんです💧

せっかくのデコレーションケーキが台無しで、とっても悲しい思いをしたのを覚えています😢

原因は紙が水分を吸収してしまうこと

この2つの実体験から、原因は明らかです。

そう!シンプルに

紙が水分を吸収してしまうんですよね⚠️

特にシフォンケーキは水分が多く、また、冷蔵庫の中は乾燥しやすいため、
紙の箱や容器に入れていると、箱がシフォンケーキやクリームの水分をどんどん吸い上げていってしまうのです💦

ケーキ屋さんの紙箱や100円ショップの紙型はどうなの?

「でも、ケーキ屋さんで買うケーキだって紙の箱に入っているじゃない!」🤔

そう疑問に思う方もいるかもしれません。

ケーキ屋で購入した紙箱入りのケーキも要注意

確かに、ケーキ屋さんで購入したケーキも紙の箱に入っていますよね。

フィルムが巻いてあるとは言え、注意が必要です🚨

長時間の冷蔵庫保存は早めにお皿に移しラップを

紙の箱に入れたまま長時間冷蔵庫に入れておくと、やはり箱が水分を吸い取ってしまいます。

だから、お家に着いたらできるだけ早めにお皿に移して、ラップをした方が良いですよ!
これが、しっとり感をキープする賢い方法です👍

100円ショップなどの紙型シフォンケーキの可能性

さて、ここで別の疑問が湧いてきます🤔

100円ショップなどで購入できる紙のシフォン型は、どうでしょうか?

これって、やっぱりパサパサになるのでしょうか?

紙型は持ち運びには便利だが、乾燥の可能性は高い

紙の型は、

  • 持ち運びがしやすいので、プレゼントにもぴったり🎁
  • イベントなどの販売でも便利ですよね🛍️

焼いたシフォンをそのまま渡せるので、とっても重宝します。

でも、残念ながら、

答えはパサパサになる可能性があります!!

紙の型の内側がつるつるした加工がしてあるものもありますが、
やはり紙なので、水分を吸収してしまう可能性はあります😥

紙コップなどの小型容器でも同じ

紙コップなどを使って焼いたシフォンケーキでも、事情は同じです。

紙で作られている以上、乾燥のリスクは避けられません🙅‍♀️

紙型から出して早めに保存してもらうのが理想

持ち運びの便利さは魅力ですが、
できるだけ早く紙の型から出して保存してあげた方が良いです。
焼いた翌日くらいはまだ大丈夫かとは思いますが、長くしっとり感を保つには工夫が必要です。

もしプレゼントなどで渡す場合は、
「なるべく早く紙の型から出して保存してね」など一言添えてプレゼントにもすると良いと思いますよ😊

【結論】シフォンケーキを「しっとりふわふわ」で美味しく食べる保存方法

私の失敗と検証結果から、シフォンケーキの保存方法の結論が見えてきました👀

乾燥しないOPPシートでのラッピングが最適

やはり、シフォンの保存には、乾燥しないようしっかり密閉できる
OPPシートでラッピングしてあげるのが最適だと思います💯✨

この状態にしてから、紙の箱に入れてプレゼントするのが安心です。

もし紙の型で焼いたものをプレゼントするときは、早めに紙の型から
だしてもらう。
デコレーションシフォンなどを紙の箱で持ち帰ったときは、箱から出してラップなどをする。


余談ですが…
デコレーションケーキにラップしたくないですよね。
クリームがラップにくっついて、せっかくのデコレーションがぐちゃぐちゃになってしまうから。
そんな時便利なのが、大きめのボウルで蓋をする!!
試してみてくださいね😊

せっかく作ったシフォンケーキを美味しく食べきるために

せっかく作ったシフォンケーキですから、一番美味しい状態で最後まで食べたいですよね💕

賞味期限内はしっとりふわふわ美味しく食べられるよう
ぜひ正しい方法で保存をしてくださいね🙌


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