シフォン焼いてますか?
失敗の理由がわかれば、シフォン作りはもっと楽しくなる!
”なぜ?”に答える米粉シフォン専門ブログ。
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今回のテーマは『シフォンの生地量』のお話。
同じレシピを、同じ17㎝型で焼いているのに
型に入る量が毎回違う・・・
なんて経験ありますか?
それ、メレンゲのカサと関係しているかもしれませんよ。
今日は、シフォンの生地量について考察していきましょう!

埼玉県で米粉シフォンケーキ教室を主宰している、
Sweetsmyuのあんざいゆうこです。
0.1g単位までこだわるマニアックな実証実験レッスンで、
ふわっふわ、しっとりの極上シフォンケーキを皆様にお伝えしています。
「なぜこうなる?」を一緒に探求しながら、
自信を持って作れる「シフォン力」を育てていきましょう!
シフォンケーキ 生地が全量「入らない」…その原因とは?

シフォンケーキを焼いたことがある方なら、一度はこんな経験をしたことがあるかもしれません。
👉「同じ型なのに、今日はなんで生地が全部入りきらなかった💦」
👉「レシピ通りなのに、型からあふれちゃった…😢」
私も、かつてシフォンケーキ作りに夢中になり始めた頃、同じような悩みにぶつかりました。
とくに「販売を始めたい」「教室を開きたい」と思っている方にとっては、
焼き上がりの安定感はとても大切ですよね。
今日はその原因と対処法について、メレンゲと生地量の視点からお話ししていきます🍰
シフォンケーキが「型に入らない」3つの理由
型のサイズは同じなのに、なぜあふれるの?
「型は変えていないのに、いつもより多くてこぼれそう…」
そんなときは、まずは作っているレシピをチェック!!
理由① 卵白の量が増えていませんか?

私のレシピでは、バニラシフォンの卵白は【145g】が基本です。
でも、フィリングが入るレシピでは、卵白が【160g】まで増えることもあります。
📌この15gの差、見た目以上に大きな影響があります!
卵白としての15gはメレンゲにすると、結構な違いですよ!
理由② 固形物で全体量が増えていませんか?
ナッツやドライフルーツ、豆類、チョコチップなど
固形物(フィリング)を入れると、それだけで生地の総量が増えます。
しかもだいたいの場合、フィリングを加えると、卵白の量も増えることが多いので、
砂糖も増える。

最終的にバニラシフォンと比べて【30g〜40g】も多くなることもあるのです。
🍯ちょっとした違いが、大きな変化に繋がるんですね。
理由③ メレンゲの「カサ」が増えすぎてませんか?

一番気付きにくいのがメレンゲのカサ!!これはなかなか気づきにくいです。
同じ分量の卵白で作っても、卵白の温度、泡立て方で
メレンゲのカサが変わることがあります。
メレンゲの量が多いと、生地のボリュームが増えて型に入りきらなくなるのです😣
ハンドミキサーでここまで変わる!?生地量に差が出る理由
テスコムとクイジナート、カサのちがい
私が使っているのはテスコムのハンドミキサー。
穏やかな泡立ちが特徴で、細かくてキメの整ったメレンゲが作れます。
でも、たまに生徒さんが持ってきてくださるクイジナートは、
非常にパワフルで一気に泡が立つタイプ。
しっかり安定して泡立ちますが、カサが出る傾向があります。
同じレシピでも人によって仕上がりが変わる理由
・撹拌時間
・攪拌の回転数
・スピードの調整
このように人それぞれのやり方によって、同じレシピでも
「メレンゲのカサ」で大きく変わってしまうのです。
📌だからこそ、自分が使っているハンドミキサーの特徴と
メレンゲの状態を知ることがとても大切なんです!
型にぴったり収める!生地量調整のコツ
「最終生地量」を意識してみよう
私がシフォンケーキ製作時にいつも意識しているのは、「最終生地量」。
これは、型に入れる直前の生地の量のことです。
⏩ 私のレシピでは、「型より5mm下くらい」がちょうど良い目安。
そして自分がシフォンを習うとき。
先生のデモンストレーションで注意深く見てくるところは、
・メレンゲのカサ
・最終生地量(混ぜ終わり ボウルの中)
・最終生地量(型に入れて、型の何分目まで生地が入っているか)
・最終生地の状態
この辺をチェックしてきます。
どのくらいの固さの最終生地が
どのくらいの量型に対して入っているか?
あとで再現する時、とても重要なポイントになります。

メレンゲの立てすぎには要注意⚠️
ふわふわの泡立ちに憧れて、ついつい立てすぎてしまうメレンゲ。
でも、あまり空気を入れすぎてしまうと
「入りきらない」「型からあふれる」原因になることも…。

🥄泡が大きすぎたり、立ちすぎたりしないように気をつけましょう。
密度の高いメレンゲ作り!!目指していきましょうね♪
「0.9がけ」でちょうどよく焼けるレシピに変える方法
それでも、何回トライしてみても、
どうしても生地が多く出来てしまうというあなたへ
そういう時には、レシピの材料を全部それぞれ0.9倍(または0.8倍)にしてみましょう。
たとえば、
私のバニラシフォン(お教室のレシピとほんの少し違います)は
卵黄 60g
牛乳 65g
米油 38g・・・になっていますが
0.9がけして
卵黄 54g
牛乳 58.5g
米油 34g・・・とするのです。
🍰 生地量を「0.9がけ」するときの比較表
材料 | 通常レシピ | 0.9がけ後の目安 |
---|---|---|
卵黄 | 60g | 54g |
牛乳 | 65g | 58.5g |
米油 | 38g | 34g |
📌この方法なら、味やバランスを保ったまま生地量だけを減らすことができます✨
💡ポイント:卵白だけを減らすのはNG!
全体のバランスが崩れて、ふくらまなかったり、食感が変わる原因になってしまいます。
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シフォンケーキの生地量の整え方や泡立ての感覚って、言葉だけではなかなか伝わりにくいですよね。
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動画ではこんなことがわかります
✅ 材料の混ぜ方のポイント
✅ メレンゲの泡立て具合の見極め
✅ 型に流し込むときの「ぴったり量」の見つけ方
🌼私が実際に作っている様子をそのまま撮影しているので、
「どうやって混ぜてるの?」「このくらいで止めればいいの?」という疑問もスッキリ解消できます。
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まとめ|生地量がぴったり出来たら、理想のシフォンが焼ける!!
シフォンケーキ作りでよくある「型に入りきらない…」というお悩み。
それは実は、ほんの少しの材料の違い・泡立ての違い・道具の違いから起きていることもあります。
・卵白の量
・レシピの内容(具材入りなど)
・ハンドミキサーの違い
・メレンゲの泡立ち具合
この4つを意識することで、ぐっと失敗が減ります😊

とくに、これから「販売してみたい」「教室を開いてみたい」と思っている方にとって、
安定して焼けることは自信に繋がるはず。
🌟あなたの焼いたシフォンケーキが、誰かの笑顔になる。
そのための一歩として、
正しい生地量を知ることはとても大切です。
どうしても入らないときは、
全体量を「0.9がけ」にして焼いてみる。
そんな裏技も知っておいてください😊
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