お菓子を作る私たちにとって、12月は年に一度の特別な月。

私が開講している
「米粉のシフォン専門プロコース」の生徒さんたちも、
12月はどの期の方にも「クリスマスケーキ」の製作に取り組んでいただきます🎂🎄
(写真は本日の生徒様のケーキです)
土台となるシフォンはココアシフォン🍫❤️
生クリームと、真っ赤ないちごで華やかにデコレーションしていきますよ!
サンタさん🎅や、可愛いチョコプレート、リースの飾り🌿も添えて、
世界に一つだけの素敵なクリスマスケーキに仕上げます。
さて、この
「シフォンケーキをデコレーションケーキにする」
生徒さんから本当によく質問されることがあります。
シフォンケーキ デコレーション | 「デコレーション用はレシピが違う?」
デコレーションケーキにするとなると、
「通常とは違うレシピにするのでは?」と考えますよね。
レッスンを受講する生徒様の多くの方がこの質問してくださいます。
結論:レシピは同じ。ただし「作り方」に工夫が必要
ずばり結論からお伝えしますと、
レシピは同じです!🙌✨
基本のココアシフォンのレシピでOKなんです。
ただし、
・デコレーションにおいて3つの工夫
・製作における2つの工夫
をしています。
みなさんご存知の通り、シフォンケーキは通常のスポンジ生地と比べて、
ふわふわで柔らかいのが特徴ですよね☁️💖
シフォンの魅力であるこの「ふわふわの柔らかさ」こそが、デコレーションケーキとして仕上げる時には、ちょっとした難点になってしまうんです。
この難点をクリアするために、5つの工夫を凝らしています!👀💡
デコレーションにおける「ナッペ」の具体的な工夫
デコレーションする上で、最も注意が必要なのが「ナッペ」と言われる、ケーキのまわりをクリームで塗ることです。
シフォンケーキ特有の形と柔らかさが、ナッペの難易度をグッと上げてしまいます。😥
①通常のスポンジより背が高く、裾広がり(台形)になっている
ナッペに慣れた方でも、シフォンのナッペは一筋縄ではいきません。
なぜなら、普通のスポンジケーキと違い、
シフォンは…
✅ 背が高い
✅ 台形(裾広がり)になっている
からです。
ヘラを常に斜めに構えて塗っていく
この台形のシフォンケーキにクリームを塗る時は、
ヘラを常に斜めに構えて塗っていく必要があります。
ここが、まっすぐなスポンジケーキとの大きな違いです!
型出しに使う「あまり長くないヘラ」で下から徐々に上へ塗る
私が使っているのは、型だしの時に使うあまり長くないヘラです。
これを使い、下から徐々に上へ上っていきながらクリームを塗っている感じです。
②中心に空いている「筒の穴」の活用法
シフォンケーキの真ん中には穴がありますよね。
この穴をどうするかは、人によって異なります。
1. 穴を活かしてそのまま穴の周りだけ、クリームを塗る
2. 穴にクリームを詰めてしまう
私は、穴にも生クリームを詰めています!🍓🥄
穴に生クリームを詰めて、生地を少ししっかりさせる
穴に生クリームが入っていた方が、中心に向かってたわんできてしまうのを少し防止できるからです。
シフォンケーキは、中心が空いている分、どうしても中心に向かって、だんだんとデコレーションがたわんできてしまうので、生クリームを詰めて、少ししっかりさせるという目的があります。💪
クリーム量が少ない分、穴に詰めてクリームを多くする
また、シフォンケーキは普通のデコレーションケーキのように、ケーキをスライスしてその都度、いちごと生クリームを挟まない分、生クリームが少なくなってしまいます🥺
そこで、穴の中にもクリームを詰めて、皆さんが満足できるよう、クリームを多くしているのです!💖
③重いものが乗せられない!!
これもシフォンケーキの柔らかさゆえの注意点です。
重い飾りやフルーツは中心部分を避ける
重たいフルーツや飾りを乗せてしまうと、ふわふわの生地がつぶれやすくなります。
特に、生クリームを詰めているとはいえ、中心部分は、置くのを避けておかなければいけませんよ!🙅♀️🍓
【最重要】デコレーションに最適なシフォンケーキの作り方
「レシピは変わらない」のに、どうやっていつもよりしっかり目に作るのか?
これが一番重要ですね!💡
レシピを変えずに生地をしっかりさせる工夫とは
この「作り方」に秘密があります🤫🔑
メレンゲを固めにして焼き上がりを調整する

シフォンは、メレンゲが固めだと、焼き上がりが少し変わってきます。
通常のふっくらとした焼き上がりではなく、
まるで富士山のように少し尖った焼き上がりになります。
そして、高さも少し低くなります。
高さが少し低く、富士山型に焼きあがることを目指す
このメレンゲの調整こそが、デコレーションに最適なシフォンを作る裏ワザなんです!✨
ホール焼きでは嫌われる焼き上がりが、デコレーションには最適
そう、ホールで焼くときには
「うーん…もっとふっくら焼きあがってほしいなあ」
と思ってしまうような、この富士山形の焼き上がりこそが、
デコレーションするには最適なんです!🌸
富士山に焼き上がり、あまり膨らまないことを逆手にとって、
わざとこのように作るのです。
ふにゃふにゃの腰無しシフォンにしないための「混ぜ方」
デコレーションに耐えるようにしっかり混ぜる
また、ふわふわなのが魅力とはいえ、ふにゃふにゃの腰無しのシフォンにしては、
当然NGです!🙅♀️
せっかくのデコレーションが台無しになってしまいます。
メレンゲを調整するだけでなく、全体をしっかり混ぜる必要があります。
デコレーションシフォンにするときは、
✅焼き上がりの高さは少し低め
✅富士山のような形
に焼きあがるよう目指すのが、キレイなデコレーションシフォンにする秘訣ですよ!🤫💕
ナッペの様子を撮影した動画で具体的な作業を確認
文章だけではなかなか伝わりにくい
・ナッペのヘラの角度や、
・ヘラの使い方などは、
実際の動きを見るのが一番ですよね!🎥✨
今回お伝えした
✅斜めに構えるコツや、
✅下から上へ塗り進める様子
を、私が撮影したナッペの動画でぜひチェックしてみてください!
きっと、ナッペへの苦手意識が薄れるはずです😊🌟
今年のクリスマスケーキはシフォンで作りませんか
シフォンケーキ クリスマスケーキ |「とっても柔らかいし、軽いし、いくらでも食べられてしまいそう」なケーキ
とはいえ、どれだけ工夫してしっかり目に作っても、土台はシフォンです!🙌✨
だから、とっても柔らかいし、軽いし、いくらでも食べられてしまいそうな、
最高のケーキであることには変わりありません😋💖
メレンゲを調整して少ししっかり目に作ったとしても、
そのふわふわで軽い食感の魅力は健在です。
今年のクリスマスケーキは是非シフォンケーキで
今年はぜひ、このプロの裏ワザを使って、
米粉シフォンケーキでクリスマスケーキ
を作ってみてくださいね!🎄🍰
難しそう…と悩んでいたあなたの背中を、
このとっておきの裏技が押してくれますように!
応援しています!📣❤️
最後に…
10年前は私もこんなデコレーションでした🤫ヒミツ(笑)

すごいですよね…ははは

いまではここまでできるようになりました♡
練習あるのみです!!
応援しています!
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