今日はシフォンに向く具材、難しい具材についてお話したいと思います。
ただでさえシフォン作りは難しい。
その難しいシフォンを余計に難しくしてしまう具材もあります。
そんなお話を今日はしていきたいと思います。

埼玉県で米粉シフォンケーキ教室を主宰している、
Sweetsmyuのあんざいゆうこです。
0.1g単位までこだわるマニアックな実証実験レッスンで、
ふわっふわ、しっとりの極上シフォンケーキを皆様にお伝えしています。
「なぜこうなる?」を一緒に探求しながら、
自信を持って作れる「シフォン力」を育てていきましょう!

シフォンケーキが難しいと感じる理由
シフォンケーキは難しい。
これはなぜか。
私が考える要因は
1.メレンゲで生地を膨らませる
2.水分が多い
3.油分が多い
4.粉が多い です。
メレンゲだけで膨らませる生地の特徴
シフォンケーキはメレンゲの力だけで生地を膨らませています。
だからこそ、メレンゲの出来が焼き上がりを左右します😌
メレンゲの泡が弱いと生地はしぼみやすく、
泡立てすぎても混ぜづらくなってしまう…。
この繊細さが、シフォンケーキの難しさのひとつだと感じています🌸
重い卵黄生地と軽いメレンゲを混ぜる難しさ
シフォンの卵黄生地は粉が多くて重め。
一方で、メレンゲはふわふわで軽い。
この全く違う性質のものを均一に混ぜるのがとても難しいのです💦
2つの異なるものを混ぜる場合、 その異なる2つのものは似た状態の方が混ぜやすいです。
固いもの同士、液体同士のように似た状態なら混ざりやすいですが、
性質が違うものをまとめるにはコツが必要です。
水分と油分が多い生地がもたらす影響
シフォンケーキは水分も油分も多いお菓子。
スポンジケーキ(ジェノワーズ)よりもしっとりしているのは魅力ですが、
だからこそ生地が安定しにくくて難しいのだと思います。
シフォンケーキが難しくなる具材
生のフルーツ
焼くと水分が出やすい
生のフルーツはシフォンケーキの生地に入れて焼くと、焼いている間に果物の水分が出てしまうため、うまく焼けない場合が多いです💧
味が薄くなりやすい
生のフルーツは意外と味が薄いのも、作りにくいポイントです。
「せっかくのいちごなのに、風味があまり感じられない…😢」という経験もありました。
ジャムやペーストを使うときの注意点
果物のジャムやペーストも水分が多いので、注意が必要です。
風味はしっかり出ますが、その分生地の水分量が増えて扱いが難しくなるので、レシピ作りのときは何度も試行錯誤を重ねましょう🍓
シフォンケーキにおすすめの具材:ドライフルーツ
ドライフルーツの特徴と使いやすさ
ドライフルーツは水分が少ないので、生地に入れても焼き上がりに影響しにくいです🌼
シフォンケーキ作りにまだ慣れていない場合は特に、加える具材はドライフルーツから挑戦すると良いと思います。
半生タイプのドライフルーツで注意すること
カットの仕方で水分の出方が変わる
最近は半生タイプのドライフルーツも増えていますよね🍊
生のようなジューシーさが感じられるのが魅力ですが、シフォンに入れる場合は注意が必要です。
半生タイプのドライフルーツは小さくカットしすぎると水分が出やすく、失敗が続きました。
そこで私は少し大きめにカットし、水分が出にくくして使うようにしたことがあります。
沈まない大きさの目安
ただし、あまりに大きすぎるとたとえ生地作りに成功していたとしても、
具材が沈んでしまうので、その加減も大切です。
「沈まないギリギリの大きさ」を探しながら製作していきましょう😊
みんな大好き!いちごシフォンの工夫と私のレシピづくり
いちごの味を出すのが難しい理由
私の教室でもとても人気のあるいちごシフォン🍓ですが、
私は風味をしっかり出すのがとても難しいと感じています😢
水分が多い果物はどうしても味がぼんやりしがちで、試作を何度も重ねました😊
色と風味を出す工夫
いちごのきれいなピンク色を出したい
これはなかなか難題です。
天然素材の色粉にピンクがないため、どうしても紅色に近くなります。
私は見た目の色も大事だと思っています。
いちごのキレイな色味を出すために、私はアイシングクッキーのカラーのピンクを使用しています。
ストロベリーパウダーや煮詰めた果肉
私はストロベリーパウダーや煮詰めたいちごを使って、いちごの風味を足しています。
ただこれだけでは、なかなかいちご感が出ないのも事実です。
リキュールやフレーバーの活用
ストロベリーリキュールやフレーバーも少し使って、いちごの存在感をしっかり出すようにしています🍓
添加物を取り入れる考え方
「添加物は使わないほうがいい」それは私も賛成です。
ただ先ほども書いたように、嗜好品である洋菓子が見た目もとても大事だと私は考えています。
茶色いいちごのシフォンと、キレイなピンク色のいちごシフォンがあった場合、
あなたはどちらを買いますか?
私は必要なときには適度に取り入れるようにしています。
たくさん使うわけではなく、美味しさを補うための色の工夫と考えています🌸
レシピ開発のポイント:水分と油分のバランスを考える
シフォンケーキは何でも自由に具材を入れることはできます。
ただ難しい具材と、入れやすい具材はあります。
新しいレシピを作るときは、まず水分や油分の量をしっかり考えることがとても大切です💡
私はこの視点を持ってから、レシピづくりをするようにしています😊
シフォンケーキは水分油分が多いと失敗率があがります。
大穴があいたり、大空洞になっていたり、下手をすると冷ますために逆さにした途端落下します。
みなさんも具材選びで悩んだら、まずは水分と油分量を調整してみてください⭐
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました🌼
少しでも参考になったら嬉しいです✨
シフォンケーキ作りを楽しみながら、ぜひ新しいレシピにも挑戦してみてくださいね💕
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