私がシフォンケーキを作り始めて、今年で19年目になります。
それでも、
「今日のメレンゲは完璧だった!」
と自信を持って言える日は、そんなに多くないんです。
それくらい、メレンゲはシフォンケーキの中で最大のポイントであり、奥が深いもの。
だからこそ、私のプロコースの生徒さんたちが
「先生、メレンゲがうまくいかなくて…」
と悩まれるのは、まったく不思議なことではありません。
むしろ、真剣に向き合っている証拠だと思っています。

「なんとなく作れる」から「自信を持って作れる」へ。
埼玉県で米粉シフォンケーキ教室「sweetsmyu(スイーツミュウ)」を主宰しています、
あんざいゆうこです。
米粉シフォンを焼くたびに感じる「今日はうまくいくかな…」という不安。
そんな気持ちを、「これなら大丈夫!」という自信に変えていきませんか?
私のレッスンでは、
0.1g単位までこだわるマニアックな実証実験レッスンと、
失敗の「なぜ?」を紐解く丁寧な解説で、
ひとつひとつ理解しながら進めていきます。
理由がわかると、シフォン作りはぐっと進歩します。
「自分にもできるかな?」
「一度きちんと習ってみたい」そう思った方は、LINEからお気軽にご相談ください。
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プロコース生のリアルな悩み──「メレンゲ特訓」が生まれたわけ
私の教室では、米粉シフォンケーキをお仕事にしたい方向けのプロコースを開講しています。
今在籍しているのは、
昨年7月スタートの方と、
10月スタートの方が一緒に学んでいて、今まさにメレンゲを猛特訓中です。
1年かけてじっくり学んでいても、
「どうしてもメレンゲだけはうまくいかない」という声が続いています。
そこでこの3月、
通常レッスンに特別に「メレンゲ特訓」を差し込むことにしました。
有料での追加レッスンだったので、希望性であることをお伝えしたら……
なんと全員が「やりたいです!」と手を挙げてくださったんです。
その熱意がとてもうれしかったです。
そしてそこで、とても面白いことが判明したんです。
3ホールの実験で判明!メレンゲ成功の「本当の理由」
特訓では、おひとりの生徒さんとこんな実験をしました。
この方はいつもプライベートレッスンになっているので、私と1対1でじっくり取り組めました。
【1ホール目】それぞれ通常通りに作る
まずはそれぞれが、いつも通りのやり方でメレンゲを作り、シフォンを焼きました。
- 私のシフォン → 通常通り成功✅
- 生徒さんのシフォン → 筒の周りが凹む失敗
【2ホール目】メレンゲをそっくり交換して焼く
次に、メレンゲが出来上がった時点で、お互いのメレンゲを交換。
そのまま相手のメレンゲを使って生地を仕上げ、焼きました。
- 私(生徒さんのメレンゲを使用)→ 失敗💦 1ホール目の生徒さんと同じ仕上がりに
- 生徒さん(私のメレンゲを使用)→ 成功✅ 1ホール目の私と同じ仕上がりに
これはとても示唆的な結果でした。
「混ぜ方よりも、メレンゲそのものの質が焼き上がりを決める」
ということが、くっきり見えてきたんです。
【3ホール目】砂糖を入れるたびに交換して焼く
私のレシピでは、メレンゲに入れる砂糖は3回に分けて加えていきます。
そこで今度は、砂糖を1回入れるたびにボウルをメレンゲのボウルを生徒さんと交換する、
という実験を。
1回目の砂糖を入れたら交換 → 2回目の砂糖を入れたら交換 → 3回目を入れたら交換 → 最後に持っているボウルで仕上げる、という流れです。
結果は……2人ともまあまあの仕上がりになりました。
大成功でも大失敗でもなく、「まあまあ」。
この実験から見えてきた「メレンゲ作りの真実」
3つの実験を通じて、私が感じたことがあります。それは、
🔑「メレンゲ作りは、最後に帳尻を合わせることができない」
ということです。
レッスン中、私は最終段階でメレンゲに少し手を入れることもあります。
でもそれでも失敗してしまうことがある。
つまり最後だけ整えても、取り返しがきかないということなんです。
大切なのは、砂糖を加える1回1回のタイミングで、きちんと仕上がった状態にすること。
- 1回目の砂糖を入れた段階で、ちゃんとできていること
- 2回目の砂糖を入れた段階で、ちゃんとできていること
- 3回目の砂糖を入れた段階で、ちゃんとできていること
この積み重ねがないと、うまくいかないんですね。
私が考える「メレンゲの3つのポイント」
メレンゲを仕上げるとき、私は3つのことを必ず確認しています。
① 硬さ──柔らかすぎず、硬すぎず
しなやかで艶があること。これはみなさん意識されていることが多いです。
② 艶──ツヤツヤと光っていること
艶がなくなってくると、泡立てすぎのサインです。
逆に艶が出てきたら、いい状態に近づいているサインでもあります。
ただしこの艶が重要なポイントです。
きらきらと光っているのではなく、パールのような輝きです。
③ 均一──ムラなく同じ状態になっていること
これが一番見落とされがちで、しかも目では確認しづらいポイントです。
ハンドミキサーの羽が下まできちんと届いているか、
上の方だけ触っていないか、
周りの水っぽい泡が残っていないか。
一生懸命になるあまり、ついついミキサーが浮いてしまいがちなんですよね。
均一になっているかどうかは、意識的に確認するしかありません。
砂糖を加えるたびに「均一になっているかな?」と一度立ち止まる、
それだけで大きく変わってきます。
「あなただけのメレンゲ」を目指してほしい
メレンゲ作りには、人それぞれ癖があります。
私のやり方を完全にコピーしても、同じようにはなりません。
それでいいんです。
同じやり方ではなくても、目指す頂上は同じだということ。
登山で頂上を目指すのに、色々なコースがあるように、
メレンゲ作りもいろんなやり方があっていい!
でも作りたいメレンゲは1つです。
「今の自分のメレンゲはどんな状態か?」
「次にどうしたらいいか?」
を、毎回丁寧に確認しながら進んでいってほしいと思います。
焦らなくて大丈夫。
一回一回を丁寧に積み重ねていけば、必ず変わっていきます。💪
まとめ──メレンゲは「積み重ね」で育てるもの
- ✅ メレンゲの質が焼き上がりを決める
- ✅ 最後に帳尻を合わせることはできない
- ✅ 砂糖を入れる1回1回を丁寧に仕上げることが大切
- ✅ 硬さ・艶・均一の3つを毎回確認しよう
次回は、「固いメレンゲ?ってなに?」についてお話しする予定です。
お楽しみに!😊
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