Q:オリジナルレシピを作るとき、最初から自分で考えますか?
A:いいえ。まず「真似る」ところから始めます🍰
昨日は、まず真似て作ってみることの大切さをお話ししました。
でも実は、レシピ作りでもっと大切にしていることがあります。
それは、
誰かひとりを思い浮かべて作ること。
不思議なことに、誰かひとりのために作ったものほど、商品として刺さるんです。
今日はそんなお話です。

「なんとなく作れる」から「自信を持って作れる」へ。
埼玉県で米粉シフォンケーキ教室「sweetsmyu(スイーツミュウ)」を主宰しています、
あんざいゆうこです。
米粉シフォンを焼くたびに感じる
「今日はうまくいくかな…」という不安。
そんな気持ちを、「これなら大丈夫!」という自信に変えていきませんか?
私のレッスンでは、
0.1g単位までこだわるマニアックな実証実験レッスンと、
失敗の「なぜ?」を紐解く丁寧な解説で、
ひとつひとつ理解しながら進めていきます。
理由がわかると、シフォン作りはぐっと進歩します。
「なんとなく」を卒業して、
自分の力で安定して焼けるようになる。
その一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。
「自分にもできるかな?」
「一度きちんと習ってみたい」
そう思った方は、LINEからお気軽にご相談ください。
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オリジナルレシピの作り方|最初に真似ることから始める理由
まずレシピ通りに作りましょう
例えば、白味噌を使ったシフォンを作りたいと思ったとします。
白味噌でシフォンを焼いたことのない私は、その素材に関しては初心者です。
でも、この広い世の中には、もう白味噌シフォンを作っている方がたくさんいる。
だからまず、その方のレシピを参考にします。
このとき、やってはいけないことがひとつあります。
最初からレシピを変えてしまうことです。
「砂糖が多そうだから減らそう」
「油をちょっと変えてみよう」
「米粉の銘柄、手持ちのものでいいかな」
これ、よくあるんですよ。
でも、その方が研究して作ったレシピをちょこっといじると、バランスが崩れます。
まずはそのまま作ってみる。
それが、試作のスタートです。
「これじゃない」を感じてから、初めてアレンジする
レシピ通りに作ってみると、何かが見えてきます。
「私にはちょっとしっとりしすぎる」
「もう少しふわっとさせたい」
「かさがもう少し欲しいな」
その「違う」という感覚が出てきたときに、ようやくアレンジが始まります。
しっとり感が足りなければ油分を足す。
ふわっとさせたければ卵白の量を見直す。
かさが足りなければ全体量を増やしてみる。
「これじゃない」を繰り返すことが、実は正解なんだと思っています。
シフォンケーキのレシピ開発|試作で大切にしている3つの段階
第1段階:アイデアを借りる
アイデアを真似ることは、悪いことではありません。
インスタを見て「この組み合わせ、合うんだ」と気づいたり、
コンビニのポスターからヒントをもらったり。
生徒さんのオリジナルレシピに「それ思いつかなかった!」
と驚くこともあります。
自分だけでは出てこない発想が、この世の中にはたくさんある。
それを借りることは、ちゃんとした第一歩です。
ただし、アイデアは借りてもレシピはそのまま作る。
ここだけは、ずっと変わらないルールです。
第2段階:自分の味にする
真似て作ってみると、どこかに「私だったらこうしたい」が出てきます。
19年焼いていても、ドンピシャで「これだ!」となったことは一度もありません。
必ずどこかに、自分の感覚との差があります。
その差を埋めていく作業が、試作です。
終わりがあるようで、ない。
でも「納得できた」と感じた瞬間が、ゴールです。
第3段階:誰かのために仕上げる
ここが、私にとって一番大事な段階かもしれません。
私の場合、たいてい
「我が家の次男が好きなシフォン」
を目指して仕上げます。
次男が喜ぶように作ると、やっぱりお子さんのいる方にヒットするんですよね。
これ、毎回そうなります。
また、義理の母は今年92歳になります。
義母が喜ぶように仕上げたシフォンは、ご年配の方にとても好評をいただくことが多い。
万人受けしようと思って作ると、結局誰にも刺さらなかったりします。
「この人に食べてほしい」
という一人を思い浮かべると、
なぜか同じような方に届くんです。
誰かひとりを思い浮かべて作ると商品が刺さる理由
「万人受け」を狙うほど、届かなくなる
これ、レシピ開発だけの話ではないかもしれないな、と思っています。
教室の商品作りも、発信も、たぶん同じです。
「みんなに来てほしい」と思うより、
「この人に来てほしい」と思いながら作る方が、
なぜか届くべき人に届く。
発酵×米粉シフォン、今も試作の途中
今は、秋からスタートする
『発酵と米粉のシフォン』
のコースに向けて、
味噌や甘酒を使った試作を重ねているところです。
発酵の世界では、私はまだまだひよっこです。
3〜4年学んでいても、知識の深い方には遠く及ばない。
それでも、諸先輩方の知恵を真似ながら、少しずつ自分のレシピを育てています。
牛乳で作ると失敗しないのに、甘酒に変えたら崩れてしまうこともある。
でもその失敗が、大きな発見になります。
「なぜ?」がわかると、次の試作が変わります。
誰かひとりを思い浮かべることが、私のレシピの原点
私のレシピも、まだ途中です。
発酵の世界に入って、あらためて思うことがあります。
どんなに経験を重ねても、新しいことを始めるときは、
また一から真似るところから始まる。
それが当たり前なんだと、最近は思えるようになりました。
試作に終わりはないけれど、
「この人に食べてほしい」という気持ちだけは、いつも変わらない。
試作に終わりはありません。
それでも、
「この人に食べてほしい」
そう思いながら作ったレシピは、不思議と長く残ります。
だからこれからも私は、誰かひとりの顔を思い浮かべながらシフォンを焼いていこうと思っています。


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