Q. 同じハンドミキサーなのに、なぜ先生とメレンゲが違うのですか?

お知らせ

Q:同じハンドミキサーを使っているのに、先生とメレンゲが違うのはなぜですか?

A:もちろん使い方の違いはありますが、それを除いたとしても、使用年数・使用頻度・羽根の形状、そして機械ひとつひとつの「個性」が影響しています🍃

「同じものを買ったのに、なんで全然違うんだろう…」そう感じたことがある方、
きっと多いと思います。

今日はそのモヤモヤを、少し解きほぐしてみますね。

今日は、教室でよくある「なんで違うの?」という疑問についてお話ししたいと思います。


「なんとなく作れる」から「自信を持って作れる」へ。

埼玉県で米粉シフォンケーキ教室「sweetsmyu(スイーツミュウ)」を主宰しています、
あんざいゆうこです。

米粉シフォンを焼くたびに感じる
「今日はうまくいくかな…」という不安。

そんな気持ちを、「これなら大丈夫!」という自信に変えていきませんか?

私のレッスンでは、
0.1g単位までこだわるマニアックな実証実験レッスンと、
失敗の「なぜ?」を紐解く丁寧な解説で、
ひとつひとつ理解しながら進めていきます。

理由がわかると、シフォン作りはぐっと進歩します。

「なんとなく」を卒業して、
自分の力で安定して焼けるようになる。

その一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。

「自分にもできるかな?」
「一度きちんと習ってみたい」
そう思った方は、LINEからお気軽にご相談ください。

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同じ機種のハンドミキサーで仕上がりが違う理由

同じテスコムを選ぶ生徒さんが多い理由

私の教室では、テスコムのハンドミキサーを使っています。
これは、私が通っていたシフォン教室の先生が使っていたものを、
真似してそのまま使い始めたのがきっかけです。

余談ですが、先生と同じものを選んだのには理由があって。
自分が失敗した時に、「先生とハンドミキサーが違うからだ」と、道具のせいにしたくなかったんです。

製作条件が同じ、それでも失敗してしまうなら、自分の腕の問題だとすぐにわかる。
失敗の原因を狭めておきたかったのです。

私の生徒さんも、同じものを買ってくださる方が多いです。
生徒さん用に貸し出しているのは全部で4台。

使用年数と使用頻度が仕上がりに影響する理由

でもこの4台、それぞれ全然違うんですよ。

一番大きな理由は、使用年数と使用頻度の違いだと思っています。

番号を振って管理しているわけじゃないので、
どのハンドミキサーをどれくらいの頻度で使ってきたかは正直わかりません。

もしかしたらよく活躍しているハンドミキサーと
あまり出番のない子がいるかもしれない、ですが(笑)

機械にも「個性」がある、という話

でも、使用頻度だけが理由じゃないんです。
これは正直、最初は私も「え?」と思ったんですが。

機械に個性があるんです。

最初からものすごく速い子がいる。
だんだん速くなっていく子がいる。
ゆっくりのんびり回り続ける子がいる。

なんか、生き物みたいでしょ(笑)。

でも本当にそうで、今私が自分で使っているのは「最初から突っ走る子」です。
前に使っていたのは「じわじわ速くなっていく子」でした。

テスコム ハンドミキサーのボディカラーと羽の形状による性能の違い

白ボディとシルバーボディは何が違う?

テスコムのハンドミキサーには、白いボディのものとシルバー(メタリック)のものがあります。

「これ、何か性能が違うのかな?」と気になってメーカーさんに直接確認したことがあります。
そしたら、「ボディの色が違うだけで、性能は同じです」とのお答えでした。

…なんですけど、使ってみると、なんとなく白い方が遅い気がするんですよね。
シルバーの方が速い気がする。

これは実験で確かめたわけじゃなくて、あくまでも私の体感なんですが。
気のせいとも言い切れないなあ、というのが正直なところです。

羽根の形状が変わると、メレンゲの立ち方が変わる

もうひとつ、大きく関わってくるのが羽根の形状です。

テスコムには、昔ながらのしっかりした羽(旧モデル)と、今主流のワイヤー型の羽があります。

私はずっと旧モデルの羽(写真上)で作ってきました。
慣れ親しんでいたし、作りやすいと思っていたんです。

でも2〜3年前、ハンドミキサーが壊れたのをきっかけに切り替えました。
理由は、生徒さんの持ち物がほぼワイヤー(写真下)になってきたから。

テスコムさんが旧モデルの羽根の販売を終了してしまったのと、
メルカリなどフリマアプリでも、もうあまり出回らなくなってきたのが
大きな要因かと思います。

先日久しぶりに旧モデルの羽でやってみたら、
「あ、ワイヤーって本当に速いんだな」
と改めて実感しました(笑)。

ハンドミキサーの速度とメレンゲの関係

速さに負けてしまうと、自分のメレンゲが作れなくなる

ここが、実はすごく大事なところで。

メレンゲを立てるのにできるだけ時間をかけずに
短い時間でたてた方がいい、
というのは間違いないんです。

早くメレンゲを立てられる方が良いです。

ハンドミキサーの速度に頼りすぎると危険な理由

でもこれは

早く仕上がった場合でも

十分に卵白を触って、
腰のある、密度の高いメレンゲが
作れている場合

スピードが早いと、
どうしても自分が触りたいだけ触ることができずに
メレンゲが出来上がってしまうことが多い。

私が大切にしているのは、
ハンドミキサーのスピードに任せるんじゃなくて、
自分の意思で卵白を触るということなんです。

腰の強い、密度の高いメレンゲを立てていくために、
自分がやりたいことをやれるタイミングを測りながら作っていく。

速い機械だと、そのタイミングをつかむ前にメレンゲが固くなってきてしまうことがある。
これがクイジナートが扱いにくいと言われる理由でもあって、とにかく速いんですよね。
(クイジナートは性能自体がよいので、ある程度は補ってくれるんですが。)

「自分の機械と仲良くなる」ということ

結局、同じメーカー、同じモデルを使っていても、

ボディの違い、羽の違い、
使用年数、使用頻度、そして個性——

どれ一つとして同じものはないのです。

だから、「先生と同じにならない」のは当たり前のことで、
それは失敗でも腕の差でもないんです。

大切なのは、今ある自分のハンドミキサーと向き合って、

どのくらいのスピードで仕上がるのか、
どのタイミングで自分が介入するといいのか——

それを知っていくことが、シフォン上達の近道だと私は思っています。

機械に振り回されるんじゃなくて、機械を使いこなす。
ちょっと時間はかかるかもしれないけど、それができてくると、
本当にメレンゲが「安定してくる」感覚があります。

「先生と同じ機械なのに違う」

そんな時は、自分が下手なんだと思わなくて大丈夫です😊

まずは今使っているハンドミキサーのクセを知るところから始めてみてくださいね。


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