プロフィール

プロフィール

はじめまして。お菓子教室sweetsmyu主宰の
あんざい ゆうこ です。

略歴

1995年 25歳で結婚
損害保険会社を退職し専業主婦に
1996年 第一子長男誕生
1999年 第二子長女誕生
2004年 第三子次男誕生
2008年 お菓子教室chiffon chiffon教室に
長女と一緒にレッスンに行く

この時私はマーブルチョコシフォン、
娘はシフォンロールを製作。

当時はまだ、いつでもなんでも、
そしてプライベートで受講できました。

2013年 カフェ&スイーツ ポネットで働く

翌日の手土産を買いに行ったら、
友人が働いていて

「安斎さん、お菓子作り趣味だよね?
一緒にここで働いてみない?」

と誘ってもらい、その後3年間働くことに。

2016年 調理師免許取得

ポネットの閉店をオーナーから聞き、
せっかく3年働いたので、
調理師の免許をとることに。
この時は、何か食の資格が欲しかった!!  

2018年 お菓子教室sweetsmyu開業

屋号を登録し、本格的に個人事業主として開業。

お菓子教室サイト「クスパ」に登録し、
レッスンを始める。

2021年 専用工房開設

コロナの影響で自宅教室をやめ、専用工房を設ける。
友人とDIYでリフォーム。
かかった費用はなんと15万程度!!

2022年 米粉のシフォンケーキ専門プロコーススタート

仕事としてレシピを使えるようにしてほしい!!
というご要望が出たことから、
商用使用可能なコースレッスンを開始する。

お菓子に囲まれた幼少期

思えば小さいころから家には
いつもお菓子がありました。
三人兄弟の末っ子として生まれた私。

7歳離れた兄、5歳離れた兄、そして私。

兄たちとは少し年が離れていたので、
ほぼ一人っ子のように、
ぬくぬくと甘やかされて過ごした幼少期でした。

幼少期の食べ物の思い出はたくさんあります。

父の勤務先が築地で、帰り道に買ってくる
木村屋さんのあんぱん、Pascoの食パン。

仕事柄なのか、お中元やお歳暮でいただく、
ヨックモックのお菓子、泉屋さんのクッキー、
どこのかは分からなかったけれど
バターケーキの詰め合わせ。
たまにいただくマロングラッセ。

中目黒に住む祖母が遊びに来てくれる時に
必ず買ってきてくれる、
中目黒ベーカリーのシュークリームとあんぱん。

そしてなんといっても
一番の思い出は母の手作りお菓子。

ちょうど私の幼少期に家庭用の
電気オーブンが普及したのもあり、
母はよくお菓子を作ってくれました。

凝り性の母は、私たち兄弟が美味しい!!
と喜ぶとそればかりを作って、
極めていたように思います。

中でも頻繁に出てきたので、
カスタードプリンと、ジャムロール。

そんな感じで、売っているお菓子にも、
母が手作りするお菓子にも囲まれた
生活を送っていたので、
私は自分で作るということに関しては、
まったく興味を抱かずに成長しました。

自分で作らなくても美味しい
お菓子は自宅にありましたから()

私の母は料理、裁縫、編み物、
なんでも得意な器用な人だったので、
当然ですが私は全部母に頼り切り。。。

お菓子なんてもってのほか、
料理さえまともにしたことはない生活でした。

そんな生活が一変したのが
父の入院、そして死去。

私が中二の時でした。

母が働き始め、今まで母の手料理を
食べていた生活が外食になったり、
幼馴染のお母さんが作ってくれたり。

今思えばこのころの
お菓子の思い出はほとんどないですね。

中学の近くにあった文房具屋さんの
片隅で売られていた飴くらいかな。

中学生と言えばたぶん食べ盛り
だったと思うのですが、
好きだったお菓子の記憶もないし、
食べ物の記憶がなかった時代だと言えます。

生活が激変して、
自分もしっかりしなければならない!
と自覚した中学時代でした。

高校、短大、社会人時代。
いづれもお菓子とは無縁の生活。

私がお菓子作りを始めたのは、
それからずっと後。

結婚して長男が生まれてからです。

同じマンションに住んでいた
ママ友の影響で始めたのがきっかけでした。

同じような世代、子供たちのいる家族、
5家族で仲良くしていたのですが、
その中の一人がとてもお菓子作りの上手な人でした。

忙しい家事、育児の合間で
ちょこっと作ってくれる美味しいお菓子。

そのお菓子は安心して子供にも
食べさせられる優しい手作りの味でした。

そこからは、もうとりつかれたように
お菓子を習い始めました。

とは言え、子供が小さかったので独学。
図書館で本を借りては作るの毎日。

その中で最も好きだったのがシフォンケーキでした。
でもなかなか思い通りにできない。
膨らまない、固い、美味しくない。。。

そんな時に出会ったのが、
お菓子教室chiffon chiffonです。

初めて先生の作ったシフォンケーキを
食べた時は衝撃でした!!

なに、なに???

これ!!これがシフォンケーキなの??

じゃあ、私が今まで作っていたものっていったい。。。
それほど衝撃な、そして感動する
美味しさのシフォンケーキでした。

こんなシフォンが作れるようになりたい!

先生のシフォンに少しでも近づきたい!

その想いで追いかけ続けている16年です。

趣味のお菓子作りが仕事に変わったのは、
地元のカフェ&スイーツ
ポネットに雇ってもらってからです。

ここで働いたことがその後の私を
大きく変えてくれました。

趣味でお菓子を作ることと、
仕事としてお菓子を作ることの違いを
叩き込まれたと思います。

実際、中山先生にも
「働き始めて、お菓子の作り方が変わったね」
と言われたほど。

プロとアマの違い、
皆さんはなんだと思いますか?

毎日同じように、同じものがご提供できること
オーナーに叩き込まれた教えです。
もちろん、美味しいのは大前提。

ポネットでは、パートでお菓子を作る
スタッフが複数人おりました。

そしてある程度の担当は決まっていましたが、
基本的なケーキはスタッフ誰もが
作れるようにしていました。

ですので、Ⓐさんが作る日と、
Ⓑさんが作る日のケーキの味、
見た目、出来が違うのでは困るのです。

また同じⒶさんが作っていたとしても、
昨日と今日では違う。。。

これもNGです。

毎日、同じ品質で、同じクオリティーで
作れることの重要性を教えてもらいました。

もう1つ大切なこと。

趣味ではないので利益をだすこと。
無駄を徹底して省くこと。

これを叩き込まれたと思います。

今プロコースのレッスンでは、
皆さんに再三お伝えしていますが、

〇製作後に周囲が汚れていないか

〇道具に、生地などがたくさん残っていないか などなど

周囲や手がべとべと。。。

ボウルについた生地が、ゴムベラでうまくとれず、
たくさん残ってしまった。。。

衛生面でももちろんよくありませんが、
その分作れるお菓子の分量が減ってますよね

もしかしたら、マドレーヌ1個分減っているかも!
当然その分コストがかかって利益が減ります。
そういうことも考えながら、
製作することの大切さを学んだ3年間でした。

そして、3年飲食業に携われたことで、
調理師免許を取得する資格を
得られたのも大きな収穫でした。

取得できる免許は持っていて損はないので、
迷わず受験し、合格することができました。

たくさんの出会いと別れを繰り返し、
今のわたしがある。

楽しいことばかりでもなかったし、
悲しく辛い経験もたくさんありました。

でも、今振り返ると、そのすべてがあったからこそ、
今、こうして大好きなシフォンケーキで
仕事ができている自分がいるのだと思います。

なんの確証もないまま
10年以上お菓子を習い続けきましたが、
結果その経験、スキルが今の私を支えてくれます。

一歩踏み出す時に、
持っている引き出しは多い方が良い。
今の私はそう思っています。
いらない経験やスキルはないのです。

50代半ば、今度は私のスキルを
みなさんに繋いでいきたいなと
思い始めている私です。

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