お菓子教室の先生になるのに、製菓学校は必要?私が実地で学んできた20年

スペシャル記事

「お菓子教室の先生になるなら、製菓学校を出ていないとダメなのかな?」

そんなふうに思っていませんか?

先日、初めての方のバニラシフォンレッスンで、
生徒さんからこんな質問をいただきました。

「先生は、製菓学校出てるんですか?」

私は若い頃、製菓学校にも通っていませんし、
お菓子や食について専門的に学んだ経験もありません。

それでも今、こうしてお菓子教室をしています。

今日は、製菓学校に行っていない私が、
どんなふうに学んで、ここまで来たのか。
そんなお話を書いてみようと思います。


「なんとなく作れる」から、
「理由がわかって、自信を持って作れる」へ。

埼玉県さいたま市で、
「マニアックな米粉シフォン教室」
sweetsmyu(スイーツミュウ)を主宰している、
あんざいゆうこです。

材料を0.1gずつ変えてみる。
メレンゲの固さを変えてみる。
同じ材料でも、メーカーを変えて焼き比べてみる。

何度も焼いて違いを確かめながら、
一つのレシピを作り上げています😊

そんなマニアックな私が、
研究を重ねて作ったレシピを、
実演を交えながら、分かりやすくお伝えしています。

ただ作り方を覚えるだけではなく、

「なぜ、この配合なのか」
「失敗した時は、どこを見直せばよいのか」

その理由まで分かるから、
教室で焼けるだけではなく、
家でも自分の力で安定して焼けるようになります。

それを大切にしているレッスンです🌿

私の母は、なんでもできる人でした

子どもの頃からお料理やお菓子作りに、興味があったわけではありません。😌

私の母は専業主婦で、お裁縫も編み物も、お料理もとても上手な人でした。
(私たち世代の母親は専業主婦が多かったと思います。)

小学生低学年のころ、我が家にもオーブンがやってきて、
母はお菓子も作ってくれるようになりました。

だから私自身が台所に立つ、ということはほとんどなかったんです。

中学2年生の時に父が病気で亡くなり、母が働きに出るようになってから、
たまに夕飯を作ることはありました。

お菓子作りのきっかけはママ友

本格的にお菓子作りを始めたのは、結婚して子どもが生まれて、少し落ち着いた頃です。

近所に住んでいた、仲の良いママ友がお菓子作りがとても上手な人で、
その人の影響で作り始めました。

シフォンケーキにはまったのもその頃です。

そこからもう、のめり込んでしまって。🤭

他のお菓子も作りますけれど、私のお菓子作り歴は、
ほぼシフォンケーキ作り歴と言ってもいいくらいです。

気づけば、シフォン歴もうすぐ20年

初めてシフォンケーキを習ったのは2007年でした。

今年でもうすぐ20年目になります。

私の手作り歴は、パンの方が私の中では少し長くて、22〜3年。
発酵が一番遅くて、3年前から始めました。

製菓学校には行っていません

冒頭の生徒さんの質問の答え。

私は製菓学校には行っていません。
正直、製菓理論とか栄養学のようなことは詳しくありません。

どういうものを製菓理論と呼ぶのか、それすらよくわかっていないくらいです(笑)

ただ、調理師免許は取ったので、その時に一応少しいろいろなことを勉強はしています。
とはいえ、ほとんど覚えていないですね🤔💦

食品衛生責任者の講習も受けています。

日々レッスンをしていく中で、それで学んだことを思い出しながら
実践しているかというと、まったくそんなことはありません。

ただし!!
衛生面だけは、しっかり気をつけています。

じゃあ何をもとにレシピを作っているのかというと、
とにかく実地です。

自分で作って、失敗して、なんでこうなるんだろうと調べて、
学んできました。

レシピは、そのまま出さない

本に載っているレシピや、すでにあるレシピを参考にすることは、もちろんあります。

一度自分の中に落とし込んで、
自分で作って、自分の舌で確かめて、
自分がおいしいと思うものに変えていく。

私はずっと、その繰り返しをしてきました。

母の味 自分のおいしいを形作ったもの

お母さんの味って、やっぱりおいしいですよね。

それが他の人にとっては

「え?これがおいしいの?」

という味だったとしても、自分にとっては、おいしい。
そして懐かしい。その味を口にしただけで、すべての記憶がよみがえる。

たぶん、味そのものじゃないのです。

そこにある思い出も、その時の景色も、全部ひっくるめて「おいしい」なんだと思います。

だからプロコースは、ディプロマ制ではありません

私のプロコースは、ディプロマ制ではありません。

「私のレシピをそのまま使ってください、絶対変えちゃダメですよ」

ではなく、私のレシピから、生徒さんたちが美味しいと思うものに変えていっていいし、
むしろ変えていくべきだと思っています。

だって、みんなが美味しいと思うものって、違いますよね。

その人が食べてきた歴史を背負って、私のレシピを変えていけばいい。
そうやって、レシピは育っていくものだと思っています。✨

知らないことによって、新しい味が生まれることもある

もちろん、製菓理論が大事な場面もあると思います。

この順番で入れないと失敗する、
というような知識は、きっと学校で学ぶことなんだと思います。


でも、それにとらわれすぎると、新しい味を生み出せないこともある気がします。

子どもの方がすごい発想をすることってありますよね。
あれって、何も知らないからだと思うんです。
発想が自由。
しばられるものがない。
私は、そういうところを大事にしたいと思っています。

必要になら、いくつになっても勉強しますし、学校にも行くと思います。

食中毒や衛生面のことは、もちろんこれからもきちんと勉強していかないといけません。

ただ、その他のことに関しては、
今の私には、まず今まで通り実地で学びながら、
必要になったことをその都度学んでいくやり方が合っていると思っています。

自由な発想も大切にしていきたいです。

🎧今日の音声

今日の配信ラジオでは、
「先生は、製菓学校出てるんですか?」と聞かれたことをきっかけに、
私がどんなふうにお菓子やシフォンを学んできたのか、お話ししています。

製菓学校には通っていないこと。
失敗して、調べて、また作ることをくり返してきたこと。
そして、知らないからこそ生まれる味もあると思っていること。

ブログには書ききれなかったこともお話ししています😊
よかったら、音声でも聞いてみてくださいね。

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