「先生みたいにシフォが焼けません…」
痛いほど、その気持ち分かります。
私もずっと、思っていましたから。
同じ道具もそろえて作っているのに、
先生と同じように焼けない。
「私のシフォンはおいしくない」
そう思って、自分で自分を苦しめていたように思います。
今日は、そんな私が、先生のシフォンではなく
昨日の自分と比べられるようになるまでのお話です。

「なんとなく作れる」から、
「理由がわかって、自信を持って作れる」へ。
埼玉県さいたま市で、
「マニアックな米粉シフォン教室」
Sweetsmyu(スイーツミュウ)を主宰している、
あんざいゆうこです。
材料を0.1gずつ変えてみる。
メレンゲの固さを変えてみる。
同じ材料でも、メーカーを変えて焼き比べてみる。
何度も焼いて違いを確かめながら、
一つのレシピを作り上げています。
そんなマニアックな私が、
研究を重ねて作ったレシピを、
実演を交えながら、分かりやすくお伝えしています。
ただ作り方を覚えるだけではなく、
「なぜ、この配合なのか」
「失敗した時は、どこを見直せばよいのか」
その理由まで分かるから、
教室で焼けるだけではなく、
家でも自分の力で安定して焼けるようになります。
それを大切にしているレッスンです。
先生と同じ道具までそろえました
私にも、
「先生みたいにシフォが焼けきたい!!」
そう思っていた時期がありました。
同じ条件で焼けば、同じように焼けるかもしれない。
そう思って、先生と同じガスオーブンを買いました。
ハンドミキサーも同じものを用意しました。
ボウルやホイッパーも、同じものをそろえていたと思います。
それでも、同じものは焼けませんでした
ところが、
道具をそろえても、先生と同じシフォンにはなりませんでした🥲
考えてみれば、当たり前なのです。
先生はいつも私のすっと前を走っています。
私が少し上手になっても、先生もまた上手になっていく。
ずっと先生を追いかけていたら、
いつまでたっても「追いつけない自分」のままです。

先生のコピーにはなりたくなかった
先生と同じレシピで、同じように作れることは、本当にすごいことです。
それを目指していた時期もありました。
でも、私は先生のコピーにもなりたくありませんでした。
なれなかったしね💦
先生から教わった味や技術は、今の私の大切な土台です。
先生のレシピ、先生から教わったから、
基礎ができました。
そのうえで私は、
私らしい、私だから作れるシフォンのおいしさ
も見つけたいと思うように
いつの間にか、なっていました😊
ここだけの話、負け惜しみだったのかもしれません
先生と同じように作れない。
どんなに頑張っても、先生のようには作れない。
だから、違う道を選びたいと思った。
今思えば、最初は負け惜しみのような気持ちもあったのだと思います。
シフォン仲間のみんながどんどん上達していく中、
自分だけがなかなか上手になれない。
私は下手だから…
ずっとそう思って、悩み苦しみました🥹
でも、自分のシフォンを作ろうと決めた時、やっと、
「先生と同じに作れない私のシフォンは、おいしくない」
という思いから解放されました。
泣きながら相談したこともあります
そこへたどり着くまでは、本当に悩みました。
泣きながら、ほかの教室に習いに行った時にそこの先生に
「シフォンがどうしてもうまくいかない😭」と
号泣しながら相談したこともあります。
でも、その時の「うまくいかない」は、何と比べた結果だったのでしょう。
私は、自分のシフォンを見ているつもりで、
ずっと先生のシフォンだけを見ていたように思います。
先生のようにメレンゲがたてられない
先生のように混ぜられない
先生のように膨らまない
先生のようにとろけない
先生のように
先生のように
比較する相手を先生にして、
自分で自分を苦しめていただけなのです。
比べるのは、昨日の自分
でも、本当に比べる相手は先生なのでしょうか?
今なら分かります。
比較する相手は、先生ではありません。
昨日の自分。
昨日の自分より、
メレンゲのたてかたは上手になっていれば良い!
今日はふっくら焼きあがった!!
今日は型だしもきれいに出来た!!!
今日の自分が良かったことをほめてあげれば良いのです。
ただし、これは
「毎日必ず上達しなければいけない」
という意味ではありませんよ。
シフォン製作は山あり、谷ありです。
気づくのは、翌日でなくてもいい
昨日気づかなかったことに、今日も気づけない日だってあります。
それでも大丈夫です👌
一か月後に気づくこともあります。
一年後に気づけることもあります。
私は、最近になって、十年前に先生から言われたことを、理解できる瞬間が
たくさんあります。
教える立場になって、初めて
「あの時、先生が言っていたのは、この瞬間のことだったんだ」
と分かることも、たくさんあります。
シフォンケーキの技術は、一足飛びには上手くなりません😅
残念ですが…
私は19年焼き続けてきて、十年を過ぎた頃から、
やっと「少し上手になってきたかも」と自分で思える瞬間ができるようになりました。
もちろん、これは「上手になるまで十年かかる」という意味ではありません。
昨日分からなかったことが、一か月後に分かることもある。
十年前に言われたことが、今つながることもある。
その積み重ねが、あとから
「上達していたんだ」
と教えてくれます。
もう「おいしい」と言ってくれている人がいる
振り返れば、家族は私のシフォンを「おいしい」と食べてくれていました💖 ✨
まあ、家族だから当たり前かもですが(笑)
そして身近な友人たちも、「おいしい」と言ってくれていました。
それなのに私は、先生と比べていたから、
「私のシフォンはおいしくない」
「私のシフォンは売れない」
「自信がない」
と、ずっと思い込んでいました。
でも、周りの人から、
「あんざいさんのシフォンはおいしいよ」
「生クリームをつけて食べたら、もったいないよね」
そう言ってもらえるようになっていたのです。
言葉でなくても、自分の作ったシフォンを食べた瞬間の笑顔を見た時、
「この人のために作ってよかった」
と思えるのではないでしょうか。
そして何より、
あなたが食べてほしいのは誰でしょうか?
私は家族のために焼いていたのに、
いつの間にか、独りよがりになっていたような気がします。

一人でも「おいしい」と言ってくれる人のために
今回、私がいちばん伝えたいのは、この言葉です。
一人でも「おいしい」と言ってくれる人がいたら、その人のために作ればいい。
その人と同じように感じてくれる人が、
また「おいしい」と言ってくれるのだと思います。
そうやって、「おいしい」の輪を少しずつ広げていけたら
こんな素敵なことはないと、私は思っています。
プロコースの生徒さんたちは、すでに販売や仕事を始めている方もたくさんいます。
皆さん、本当に行動的です。
私にとって自慢の生徒さんたちですし、心から尊敬しています。
私は、自信が持てず、十年も何もできませんでした。
だからこそ、
まだ販売へ進めずにいる方には、私と同じ道をたどってほしくありません。
プロコースで目指していること
米粉のシフォン専門プロコースで目指しているのも、
私のシフォンをそっくり再現することではありません。
自分が自信を持って作れるシフォンを作り、
それを販売や教室など、自分の仕事につなげていくことです。
先生のシフォンではなく、
あなたのシフォンを待っている人がいます。
その人のために作りながら、自分の味を少しずつ育てていってほしいと
思って、プロコースをしています😊
🎧今日の配信は・・・
今日の配信では、
先生と同じシフォンを目指して苦しんだ私の経験と、
「一人でもおいしいと言ってくれる人のために作ればいい」
という思いをお話ししています。

もっとSweetsmyuを知りたい方へ
メルマガでは、米粉シフォン作りの学びだけではなく、
私がどのような考えでレシピを作り、
何を大切にして教えているのかを、日々お伝えしています。
メルマガ読者さん限定で、音声配信もお聞きいただけます🎙️
ブログには書ききれなかった試作の裏側や、
レシピ作りで迷ったことも、私の声でお話ししています。
米粉シフォンを仕事にしたい方へ
「米粉のシフォン専門プロコース」は、
🌈 将来、教室を開きたい方
🌈 米粉シフォンを販売したい方
🌈 自分の強みになる技術を身につけたい方
のためのコースです。
レシピや作り方だけではなく、
・なぜ失敗するのか
・どうすれば安定して焼けるのか
・仕事として続けるために何が必要なのか
という所まで、じっくりお伝えしています。
「いつか、好きなことを仕事にしたい」
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