失敗プリンが教えてくれた、私のお菓子作りの原点

昔ながらのプリンと「失敗プリンが教えてくれた、私のお菓子作りの原点」のタイトルを配置した記事アイキャッチ 私のこと 教室のこと

「わー、すごい! カスタードクリームみたい!」

初めて子どもたちに作ったプリンは、 お皿に出した途端、ドロドロドローッと流れてしまいました😱

私は
「ああ、失敗しちゃった💦」
と思ったのですが、 子どもたちは目をキラキラさせて喜んでくれたんです😆✨

今日は、そんな失敗プリンから始まった、 私のお菓子作りの原点のお話です。


米粉シフォン教室Sweetsmyu主宰のあんざいゆうこ

「なんとなく作れる」から、
「理由がわかって、自信を持って作れる」へ。

埼玉県さいたま市で、
「マニアックな米粉シフォン教室」
Sweetsmyu(スイーツミュウ)を主宰している、
あんざいゆうこです。

材料を0.1gずつ変えてみる。
メレンゲの固さを変えてみる。
同じ材料でも、メーカーを変えて焼き比べてみる。

何度も焼いて違いを確かめながら、
一つのレシピを作り上げています😊

そんなマニアックな私が、
研究を重ねて作ったレシピを、
実演を交えながら、分かりやすくお伝えしています。

ただ作り方を覚えるだけではなく、

「なぜ、この配合なのか」
「失敗した時は、どこを見直せばよいのか」

その理由まで分かるから、
教室で焼けるだけではなく、
家でも自分の力で安定して焼けるようになります。

それを大切にしているレッスンです。


私が楽しみにしていた、母の蒸しプリン

私がお菓子を作るようになった理由をたどると、 母が作ってくれたおやつに行き着きます😊

蒸し器が出てくるだけで、わくわくしました

私が子どものころは、電気オーブンが今ほど身近ではありませんでした。
母がよく作ってくれたのは、 ホットケーキや、蒸し器で作る固めのプリン。

団地の台所で、母が戸棚の下から蒸し器を出してくると、 それだけで嬉しくなりました。

「今日は何? プリン? 茶碗蒸し?」

蒸し器が出てきたら、
おやつがプリンか、夕飯が茶碗蒸しだったからです。
プリンがすごく美味しかったのか、正直あまり覚えていません😅

それでも、 「お母さんが作ってくれた」ことの嬉しさは、 今でもよく覚えています。

その嬉しさを、今度は子どもたちへ

私には3人の子どもがいます😊
子どもたちが喜ぶ顔を見たくて、 お菓子を作り始めました。
当時は、お菓子作りを仕事にしようなんて、 これっぽっちも考えていませんでした。

ただ、喜んでほしかった!!

母が私にしてくれたことを、 私も自然に子どもたちへしていたのだと思います。

初めて作ったプリンは、固まりませんでした😅

子どもたちへ初めて作ったお菓子も、『プリン』でした。
いつでも家にある、牛乳、卵、砂糖だけで作る、昔ながらの焼きプリンです。

お皿の上で、ドロドロドローッ

レシピを見ながら、 書かれた時間どおりに焼きました。

けれど当時の私は、

プリンカップを天板の置く場所によって焼き加減が変わることも
型の大きさが違うと焼き時間が違うことも
知りませんでした。

たくさん並べたプリンの中には、 天板の端っこで、
少し焼きが弱かったものもあったのでしょう。

たぶん焼きむらがあって、しっかり焼けていなかったのでしょう。
しかも、子どもたちは冷えるまで待ちきれません😅

まだほんのり温かいプリンをお皿へ出したら…

固まり切っていない中身が流れてしまいました😱💦

私は「ああ💦失敗しちゃった😭」と思いました。

子どもたちは、目をキラキラさせていました

ところが、子どもたちは違いました。

初めて私が作ったお菓子を見て、 目をキラキラさせながら、こう言ったんです。

「カスタードクリームみたい! とろとろ~っ!」

そして、嬉しそうに食べてくれました。

私には失敗に見えたプリンも、
子どもたちにとっては、初めてお母さんが作ってくれた、
特別なおやつだったのです。

上手にできたことより、心に残ったこと

お菓子を作るなら、 きれいに、おいしく仕上げたい。

もちろん、私もそう思います。

なぜ固まらなかったのかを考えると、

オーブンの焼きムラ
型を置いた場所
冷やす前に出したことなど

いくつかもの理由が見えてきます。

原因が分かれば、次は直すことができます。
でも、あの日のプリンから私の心に残ったのは、 失敗の原因だけではありませんでした。

失敗したものでも、こんなに喜んでくれる。
誰かのために作るって、こんなに嬉しい。

その気持ちが、 私のお菓子作りの原点になったのだと思います。

一緒に食べる時間がまた楽しい♪

今は、上の2人は家を出ています。
3人兄弟の末っ子の次男は、 私が作ったものを渡すと、
今でもにこっと笑って食べてくれます。

小さい頃のような、あふれんばかりの笑顔とは違いますが、
私を見て、にっこり微笑んでくれるのは、やっぱり嬉しい🥰

私も「ちょっと頂戴」と言いながら、 向かい合って一緒に食べます♪

そんな何気ない時間が、 作ったお菓子の記憶と共に
あとから振り返ると、大切な思い出になるのでしょう。
私が母のことを思い出すように。

きれいに作れたか
美味しく作れたか
そんなことは忘れてしまうけど、 誰と、どんな気持ちで食べたのか。

作ったものを一緒に食べる時間が、私にとってのお菓子作りであり、
楽しい時間です。

あなたにも、 思い出のおやつがありますか?
見るだけで嬉しくなるおやつはありますか?

お母さんやご家族が作ってくれた味。
失敗したのに、なぜか笑ってしまったお菓子。

そんな思い出があったら、 ぜひ教えていただけたら嬉しいです。

🎧今日の配信は・・・

今日の配信では、 母が作ってくれた蒸しプリンと、
子どもたちへ初めて作った失敗プリンのお話をしています。

固まらなかったプリンを、 子どもたちが「カスタードクリームみたい!」と喜んでくれたこと。

そして、一緒に食べる時間が、 私のお菓子作りの原点になったこともお話ししました。

👉音声はこちらから


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